「ターポリン」てどんな素材?スペックや加工方法を紹介します

商品説明

こんにちは!インクイットブログ担当です。
今回は「ターポリン」という素材を紹介します。

「ターポリン」ってよく聞くけどどんなもの?

「ターポリン」、何度声に出して言葉にしても楽しくなって弾んでしまいそうな単語ですね。(トランポリンと似てるからですかね)
ターポリンとは「タール塗りの防水布(シート)」を意味しポリエステル繊維の布を軟質の合成樹脂で挟んだビニール素材の生地です。
ターポリン素材を使ったプリント用のメディアの種類は主に
・ターポリン
・メッシュターポリン(ターポリンに細かな穴が開いているメディア)
・遮光ターポリン(裏側が透けない様になっているメディア)
などがあります。

片面ターポリンサンプル
ターポリン
遮光ターポリンサンプル
両面プリントできる遮光ターポリン
メッシュターポリンサンプル
メッシュターポリン

どんな時に使うの?

ターポリンは屋外用の横断幕や懸垂幕・店舗幕、工事現場の養生シートや展示場用の幕など色々な使用用途があります。ターポリンの最大の特徴は非常に対候性・耐久性に優れているところです。また丸めることができ、平米約400g(片面ターポリンの場合)と軽量なので持ち運びや収納にも便利です。ちなみに幅2メートルx高さ1メートルの横断幕の重さは2Mx1Mx400g=約800gになります。

ターポリン横断幕制作事例
インクイットの横断幕制作事例

ターポリンには加工も出来ます

ターポリンはポスターのように四周切りっぱなしではなく破けにくくするための補強をするのが一般的です。屋外に掲載することが前提なので、強風などでシートが破れないようにする必要があるからです。
・上下袋加工(ターポリンの上部と下部に縫製や熱圧着で袋を作りパイプなどを入れます)
・ハトメ加工(適当な場所に穴をあけ丸い金具を取り付けひもやロープを入れます)
・折り返して2重にしロープを入れて縫製加工(強度を増すため2重にしてその中にロープを入れ縫製や熱圧着を行い引っ張っても破けにくいようにします)

タペストリー使用例・お弁当メニュー
上下袋加工の図
ハトメ加工
ハトメ加工のアップ
横断幕を付けたキッチンカー
折り返し縫製+ハトメ

幅が5メートルのものを1枚ものでプリントできますよ!

インクイットには幅が最大5メートルのものを1枚ものでプリントできる出力機があります。
ですので建築現場の建物の上層部に幅5メートルの懸垂幕を1枚もので作りたいといったご要望にも何の問題もなくお答え出来ます。また遮光ターポリンという素材には両面にプリントすることが可能です。前からでも後ろからでも広告物を宣伝したいメディアとして最適です。他にも強風が吹くような場所にターポリンを設置したいけど破けてどこかに飛んで行かないか心配だという時にはメッシュターポリンをお勧めします。

いかがでしたか?
ターポリンは屋外広告のスタンダード素材なので街中あちらこちらで使われています。皆さんも知らず知らずのうちに目にしている事がありそうですね。
屋外広告は大型の物が多いのでどういったデザインが良いのかイメージしにくいかもしれませんが、そういったときはデザインデータ作成からお任せいただくことも可能です。ご興味があればお気軽にご相談下さい。経験豊富なスタッフが色々ご提案させていただきます!

インクイットブログ担当

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