横断幕のデザイン!おすすめの色は?

データの作り方

こんにちは。インクイットブログ担当です。

今回は『横断幕におすすめの色』についてご紹介します。
横断幕を作る目的は応援だったり広告宣伝だったりすると思いますが、いずれにしても人に見てもらわないと意味がないですよね。
そこで今回はどんな色の組み合わせなら人の目を引くのか、人に注目されやすい配色をご紹介したいと思います。

色選びのコツとは?

1. 誘目性とは?視認性との違い

注目されやすさのことを『誘目性』(ゆうもくせい)といいます。難しい言い方をすれば「注意を向けていない対象の発見のされやすさ」と言えます。この意味は「探していなくても見つかりやすい」ということで、この点が「探している人にとって見つかりやすい」という、視認性と異なる点です。
ついつい自然とみてしまう、そんな誘目性を高める配色が横断幕を作るうえで実はとても大事ということになります。

2. 誘目性の高い配色とは?

では誘目性の高い色ってどんな色なのでしょうか?
それは以下のような要素があります。

1. 無彩色(モノクロ)より有彩色(カラー)が高い
2. 色相は寒色より暖色(赤・オレンジ・黄色)が高い
3. 明度が高い方が誘目性も高い→白色は黒色より強い
4. 彩度が高い方が誘目性も高い→原色は間色より強い

みんなに気づいて欲しい情報(危険や禁止などの看板)には赤や黄色が多くつかわれています。
広告でも特に注目してほしい部分には、赤が使われることが多いですよね。

3. 配色を決める前に確認しよう!

誘目性の高い、赤・オレンジ・黄色をベースにしても設置する環境によってはあまり誘目性が高くならないこともあるので注意です!

たとえば赤い壁のまえに赤いバックの幕をたらしても当然目立ちませんよね。
どんな場所に設置するのかを、まず確認しておくことが大切です。

誘目性の他にも、視認性・識別性 ・明視性の違いを理解して配色をすると、より効果的なデザインが出来る可能性があるので簡単に説明しておきます。

視認性:見つけやすさ(探している人にとっての見つけやすさ)
識別性:区別のしやすさ(例:戦隊モノの色分け)
明視性:見やすさ→「明度」の差をつけること

こだわりのデザインや配色でも、見てもらいやすいものを心がけたいですよね。
今回ご紹介した『誘目性』を少し意識して配色すると、よりたくさんの方の注目を集めることができるかもしれません。

いかがでしたか?
横断幕を作るうえで色選びはとても大切ですので、お悩みの場合はぜひインクイットにご相談ください!

デザインづくりで迷った際は、ラフをもとにデザインデータを作成するサービスもございますので是非お試しください。

インクイットブログ担当

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