こんにちは！インクイットブログ営業担当のUGです！最近は短納期・大量印刷のご相談をいただくことも多くなってきました。「オフセット印刷では納期が間に合わないのでインクジェット印刷で可能ですか？」みたいなご相談を受けるイメージです。基本的には二つ返事で可能です！と回答しています。（もちろん内容により時には出来ない時も御座います、、）
そういった相談になぜ応えることが出来るのか、インクジェットってどれだけできるの？今回はそういったことをお話させていただこうと思います！
※インクジェットプリンターは家庭用でもお馴染みですよね。前提としてここでは業務用の大型のインクジェットプリンターのことを指しております。
インクジェット印刷はどうして短納期対応できるのか
それはズバリ、版を作らずデータをそのままプリント出来るからなんです。オフセット印刷やシルク印刷の場合は版を作る工程が必要になりますがインクジェットの場合はデジタルデータをダイレクトでプリントすることが可能なんです。版を作り印刷を開始するのに通常は1～2日かかりますが、インクジェット印刷であれば入稿後数分で印刷を開始できるんです！数分はちょっと言い過ぎたかも知れませんが、、、（状況やデータ容量によります！）兎に角プリント開始までの工程が少ないから早いのです。
印刷スピードはどのくらいなのか、一日でどのくらい刷れるのか
インクジェットは基本的にロール紙をプリントしていきます。その速さはどのくらいなのか。プリンターメーカーさんの努力のお蔭で、プリントスピードは日進月歩で向上しています。私の記憶では10年前の2倍くらいの速さになっているかと思います。そういった印刷スピードの向上により大量生産が可能になってきています。今のプリンターは具体的には時間当たり10㎡くらいのスペックがあります。単純計算で1日10時間稼働で100㎡、10台でプリントすれば10時間で1,000㎡です。これはA1ポスターで言えば2,000枚相当になります！
EPSON 大判プリンター SC-S80650 出力スピード 13.2m²/h（8pass 720×720dpi）塩ビproductionモード時
印刷後の加工にかかる時間はどのくらい？
ポスターであれば印刷後にカットして完了ですが、加工が必要な制作物はどういう工程になるのでしょうか。例えば表面加工が必要な場合、オフセット印刷であればもう一日かかることが一般的です。印刷紙を加工のための別の工場に移動する日にちが必要なためです。（そうではない業者さんもあります）インクジェット印刷の場合はプリント後に即表面加工の工程に入ることができる業者さんが多いです。インクジェットプリンターは、印刷機自体のサイズがオフセット印刷機ほど大型では無いので、直ぐそばに表面加工機（ラミネーター）を設置できることも要因の一つかも知れません。そしてパネル加工を行う場合もその流れで同工場で当日中に対応を可能にしている業者も多いです。もちろんインクイットもそうです。とことんスピードにこだわっております。
インクジェット印刷で大量生産するのはどんな物か
従来のインクジェット印刷のイメージは小ロット多品種というものが多かったですが、弊社ではオフセット印刷のような大ロットの案件もインクジェット印刷で作っています。そのカギは上記で述べさせていただいたとおりズバリ納期です。その他、オフセット印刷で対応出来ない大きいサイズの大量生産もインクジェット印刷で行うケースがあります。特に後加工が必要な物、例えば巻き込みパネルの大量印刷がそれにあたります。3,000枚を1週間以内に納品というオーダーも年に数回はあったりします。
【ほかにもこんなものがインクジェットプリントで作れます】
- 商品展示台
- 窓面などに貼る透明シート
- 柱巻き広告
- 店頭POP・SPツール
- ポスター
- パネル・等身大パネル
- 電飾看板
- 塔屋看板
- 看板用塩ビシート
- フラッグ
- 横断幕・懸垂幕
- 壁紙
- フロア装飾
などなど・・・
インクイットでは
インクイットはプリンター・加工機を100台以上を保有しており、種類も水性・溶剤・ラテックス・UV・昇華転写・DTFと豊富に取り揃えております。自社で1500坪を超える生産工場を有しており、主要な工場では24時間の生産体制もひいております。お客様にご期待以上の納期で商品を提供できるよう体制を整えております。どんな案件もまずはお気軽にご相談ください！
