【写真で解説】大きいパネルの連結方法3つ!分割パネルはどうやって繋げばいい?

商品説明

こんにちは!インクイットブログ担当です。今回は少し専門的なお話をさせていただきます。

大きいパネルは分割での制作が必要になります。しかしデザイン的には繋げて使いたい!という制作物もあります。そういった時にどういう繋ぎ方が良いのか、ご紹介させていただきます。

分割が必要なのはどんな場合か?

一般的なスチレンパネルの最大サイズは1200×2400mmです。これを超える場合は分割での制作になります。例えばW6000×H2400mmの壁面を装飾するパネルを作る場合は、W1200×H2400mmのパネルを5枚作ります。それらを設置する際に並べて設置するわけです。並べた際にそのつなぎ目はどうするのか?代表的な3つの連結方法がありますので、解説していこうと思います!

連結方法その①オーバーラップ

通称ベロ出しとも呼ばれます。出力シートをパネルより少し大きく作り、ベロを出して隣のパネルに重ね貼りする方法です。3種類の中で一番仕上がりが綺麗です。ベロの裏には両面テープを仕込みます。

分割パネルのオーバーラップでのつなぎ方
オーバーラップの説明
分割パネルのオーバーラップでの仕上がり全体図
仕上がり(オーバーラップ)
分割パネルのオーバーラップでの仕上がりアップ
仕上がり拡大図(オーバーラップ)分割部分が目立ちにくい

メリット

パネル間に隙間が出来ないので綺麗に設置できます。重ね部分も段差が1カ所になるので目立ちにくい仕上がりになります。インクイットでは一番人気の方法です。

デメリット

設置がそれなりに難しいです。ベロの貼り合わせは絵柄を合わせながら行い、それなりにコツが必要です。また設置・運搬時の毀損リスクもあります。突きつけと比べるとコストが上がります。

連結方法その②突きつけ

パネルとパネルを突きつけて設置する方法です。ドン付きと呼んだりもします。

分割パネルの突きつけでのつなぎ方
突きつけの説明
分割パネルの突きつけ(どん突き)での仕上がり全体図
仕上がり(突きつけ)
分割パネルの突きつけでの仕上がりアップ
仕上がり拡大図(突きつけ)角度によりパネルの小口が見える場合あり

メリット

設置が楽です!また、パネルの制作費が3種類の中では最も安価です。

デメリット

パネルの反りや歪みにより隙間や小口が見えたりする場合があります。手作業でカットしたパネルの場合はカット歪みも発生します。インクイットはパネルを専用のマシンでカットしていますので、カットの歪みは基本的にありません。

連結方法その③タッチアップ

突きつけしたパネルの間に帯シートを貼って連結する方法です。

分割パネルのタッチアップでのつなぎ方
タッチアップの説明
分割パネルのタッチアップでの仕上がり全体図
仕上がり(タッチアップ)
分割パネルのタッチアップでの仕上がりアップ
仕上がり拡大図(タッチアップ)パネルを突きつけ部分に帯シート貼付

メリット

突きつけしたパネルと比べると隙間が空くリスクがありません。オーバーラップと比べると設置の難易度はやや下がります。設置後に帯シートを貼る為です。設置時や運搬時の毀損リスクが低いです。

デメリット

重ね部分の段差が2カ所になるので、オーバーラップと比べると繋ぎ部分が多少目立つ傾向にあります。設置はそれなりにコツが必要です。

業者に発注する際に気を付ける事

制作サイズやデザイン、設置場所によっても適した方法は違ってくるかと思います。また入稿データをどう作ったら良いかというのも依頼する業者によって異なるかと思います。インクイットでは盤面サイズ(全体のデザイン)で入稿いただく事が可能です。分割サイズで別々にデザインを制作する必要は御座いません。おすすめの設置方法や分割方法など事前にご相談も可能です。大きなパネルづくりをお考えの方はぜひお電話・メール・LINEからお気軽にお問い合わせください!

インクイットブログ担当

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