こんにちは、インクイットブログ担当です!
「立体物や完成品にフルカラーで印刷したいが諦めた・・・」
「グッズへのプリント、小ロットだとコストが合わない・・・」
そんな経験はありませんか?
UV-DTFプリントは、転写方式を用いることで曲面や既製品にも装飾できる新しい印刷手法です。
グッズ制作やノベルティ、サイン表現の可能性を大きく広げます。
UV-DTFプリントとは?
UV-DTFプリントとは、デザインを直接印刷するのではなく、専用のDTFフィルムにUVインクで印刷し、それを対象物に転写する印刷手法です。
転写後にフィルムを剥がすことで、デザイン部分のみが残り、自然でフチのない仕上がりになります。
最大の特長は、曲面や立体物、すでに完成している製品にもフルカラー装飾ができる点です。
従来のUVプリントやシルク印刷では難しかった、凹凸のある素材や後加工での印刷にも対応できます。
また、UV硬化型インクを使用するため、高い密着性と耐久性を持ちます。
ノベルティやグッズ制作はもちろん、サインや内装装飾、工業用途まで、幅広い分野で活用が期待されています。
さらに、印刷用の版が不要なため、試作や小ロット案件にも柔軟に対応できるのも、UV-DTFプリントが注目されている理由のひとつです。
UV-DTFプリントの特徴とは
立体・曲面・完成品へのプリント対応

UV-DTFプリントは、従来のUVインクジェットやシルク印刷では対応が難しかった立体物や曲面、完成品へのプリント(部分貼り)を可能にします。転写方式のため、形状に制限されにくく、製品の形を選ばず装飾できます。
凹凸面など様々な素材に対応

プラスチック、金属、ガラス、木材など、幅広い素材に対応できるのもUV-DTFの特長です。素材ごとに印刷方式を変える必要がなく、同一デザインを多様なアイテムへ展開できます。
高精細・フルカラー・透明表現が可能

白インク・カラーインク・クリアインクを組み合わせることで、写真やグラデーションなどの高精細なフルカラー表現が可能です。従来のインレタでは難しかった表現も、UV-DTFなら再現できます。
高い密着力・耐久性

UV硬化型インクと専用粘着層の組み合わせにより、しっかりと定着し、擦れやアルコールにも強い仕上がりになります。ノベルティや業務用途など、使用頻度の高いアイテムにも適しています。
サイン・空間装飾にも対応

壁面やテーブル、什器などへの装飾にも対応可能です。レンガ調や木目、コンクリート面などにも施工でき、グッズ制作だけでなく、サインや空間演出にも活用できます。
シート発送で大型・重量物にも対応

完成品の持ち込みが難しい大型物や重量物の場合でも、デザイン部分のみをシートで制作・納品できます。現地施工と組み合わせることで、輸送リスクを抑えた運用が可能です。
UV-DTFの転写のしくみ



DTFフィルム転写は、専用のフィルムにデザインを印刷し、それを素材に貼り付けて仕上げる印刷方法です。まずDTFフィルムにデザインを印刷し、次に印刷済みフィルムを装飾したい製品や素材に転写します。最後にフィルムを剥がすと、デザイン部分だけが残り、曲面や立体物、完成品にも自然な仕上がりでフルカラー装飾が可能になります。
UV-DTFプリントと他方式との比較表
| UV-DTF印刷 | シルク印刷 | カッティングシート | インレタ(ドライ転写) | |
| 対応素材 | 曲面・凹凸・完成品OK | 平面のみ | 平面のみ | 平面中心(ツヤあり素材向き) |
| 色数 | フルカラー・透明・グラデ | 単色 | 単色 | 単色・制限あり(特色対応) |
| 小ロット対応 | 1個〜OK | 版代が必要 | 色ごとに費用がかかる | 版下作成必要・数量制限あり |
| 耐久性 | 高密着・高耐擦過性 | 高耐久 | 中程度 | 擦過に弱く屋外不可 |
| 納期 | 短納期 | 中~長 | 中 | データ調整含め時間要 |
UV-DTFプリントは、シルク印刷やカッティングシート、インレタと比べて、曲面や完成品にも対応でき、フルカラー表現や小ロット製作が可能な点が特長です。従来手法では制限のあった形状や数量にも柔軟に対応できるため、グッズ制作や装飾用途の選択肢を大きく広げます。
UV-DTFプリントのおすすめ用途
- ノベルティグッズ
- ボトル・タンブラー
- スマホケース
- 雑貨・記念品
- アクリルグッズ
- プラスチック製品全般
小ロットから作れるため、様々な用途にご利用いただけます。
UV-DTFプリントについてよくある質問Q&A
Q. UV-DTFプリントとはどんな印刷方法ですか?
専用フィルムにUVインクで印刷し、それを素材に転写する方式です。曲面や凹凸面にも対応できます。
Q. UV-DTFプリントは簡単に剥がれたりしませんか?
高密着で耐擦過性があるため、通常使用では剥がれにくいです。
Q. UV-DTFプリントはどんなシーンにおすすめですか?
ノベルティ、スマホケース、ボトルなど、幅広い雑貨制作に向いています。
Q. UV-DTFプリントは素材に直接印刷する方式ですか?
いいえ。フィルムに印刷し、それを素材へ転写する方式です。
Q. UV-DTFプリントは印刷時に熱は使いますか?
UV硬化方式のため、熱は使用しません。
Q. UV-DTFプリントはフルカラーで印刷できますか?
はい。CMYK+白インク+クリアで、フルカラー表現が可能です。
Q. UV-DTFプリントは色数で価格は変わりますか?
基本的に色数による価格差はありません。
Q. UV-DTFプリントは価格の目安はどのくらいですか?
サイズ・数量・素材によりますが、小ロットでも比較的手頃に制作できます。
Q. UV-DTFプリントはどんな素材にプリントできますか?
プラスチック、金属、ガラス、アクリル、木材など多様な素材に対応しています。
Q. UV-DTFプリントは1枚・1個からでも依頼できますか?
はい。1個からでも制作できます。
インクイットでは、UV-DTFプリントのご相談を承っています
インクイットでは、UV-DTFプリントを活用したグッズ制作や装飾表現のご相談を承っています。
曲面や既製品への印刷、小ロットでの試作、ノベルティやサイン用途など、用途や素材に応じて最適な方法をご提案します。
「この素材に貼れるか知りたい」「まずは試作だけ作りたい」といった段階でも問題ありません。
印刷・加工・納品までワンストップで対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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