こんにちは、インクイット営業担当UGです!
今回は、最近お問い合わせが増えているUV-DTFプリントを、実際に完成品へ貼ってみた体験をもとにご紹介します。
UV-DTFプリントは、専用フィルムに印刷したデザインを対象物に転写する印刷手法です。
フィルムを剥がすことで、フチのない自然な仕上がりになります。
曲面や立体物、すでに完成している製品にも装飾できる点が特長ですが、
「本当にきれいに貼れるのか?」
「失敗しやすいポイントはないのか?」
と、実際の使用感が気になる方も多いと思います。
そこで今回は、実際に貼ってみて分かった仕上がりの印象や注意点、正直つまずいたポイントを、営業担当の目線で、できるだけ分かりやすくまとめました。
UV-DTFプリントの導入を検討されている方の参考になれば幸いです。
UV-DTFプリントとは?曲面・完成品にフルカラー装飾|活用シーンと特徴を解説
UV-DTFプリントの貼り方を実際にやってみた|施工手順を解説
① 貼る場所を脱脂する
貼り付ける面の汚れや油分を、アルコールなどで拭き取ります。

② 貼り位置を決める
マスキングテープを使って仮固定すると作業しやすくなります。

③ フィルムを台紙から剥がす
一度にすべて剥がさず、端だけをめくるのがポイントです。

④ こすりながら貼り付ける
少しずつ、こすりながら貼り付けていきます。


⑤ 圧着してフィルムを剥がして完成
フィルムの上からしっかり圧着します。圧着後は、すぐにはがさず2時間~24時間程度放置しておくと、より定着しやすくなります。
最後にゆっくりフィルムを剥がせば完成です!


貼ってみて分かった失敗ポイントと注意点
実際に貼ってみて、特に注意が必要だと感じた点は大きく2つありました。
- 一度貼ると貼り直しができない
UV-DTFプリントは、貼り付けたあとに位置を微調整することができません。
そのため、貼る前の位置決めがとても重要になります。 - 剥がすときには一定の速度でゆっくりと
急いで勢いよくビリッと剥がすと絵柄がフィルムと一緒に剥がれてしまう恐れがあります。
一定の速さでゆっくりゆっくりはがしていきましょう。 - 圧着不足でデザインが一部剥がれてしまう
圧着が不十分なままフィルムを剥がすと、フィルムと一緒にデザインが持っていかれてしまうことがあります。
フィルムを剥がす前に、デザイン全体をしっかりこすり、圧着できているかを確認することが大切です。
失敗しないためのポイントまとめ
- 貼り直しはできない前提で、位置決めを丁寧に行う
- 剥がすときには一定の速度でゆっくりと
- フィルムを剥がす前に、しっかり圧着する
この2点を意識するだけでも、失敗のリスクはかなり下げられます。
【ノベルティ・オーダーグッズカタログ】ダウンロードはこちらから
UV-DTFの耐久性はどの程度か?実用性の観点で確認してみました
耐久性については、実用に耐えられるかどうかを確認しました。
検証の際のボディはポリプロピレンのカップ、プリント部分はUV-DTFプリントです。
貼り付け後、
手で触る・軽く擦るといった日常使用を想定した扱いを行いましたが、簡単に剥がれたり、欠けたりするような状態にはなりませんでした。
確認した内容
▼水をかける
結果:変化なし

▼食器用洗剤を付けてスポンジで洗う
結果:変化なし
一般的な食器用洗剤とスポンジで洗う分には問題なさそうです!

▼アルコールを吹き付けて布でふき取る
結果:変化なし

▼たわしで擦る
結果:プリントには変化なし・ボディには少し傷がついた

▼爪で軽く擦る
結果:変化なし
痒い所を軽くかく、くらいの力加減ではプリント部に変化はありませんでした。

▼爪で強く擦る
結果:プリントが一部削れた
しっかりとくっついたシールなどをはがすくらいの力加減で、プリント部の端をひっかけるように強く擦ると
プリント部分が削れました。特に細い部分やとがった形の部分は削れやすいようです。

▼鋭利なもので擦る
結果:プリントが削れて、ボディにも傷がついた
カッターナイフで表面を何度か往復するように擦ったところ、プリント表面が削れて、ボディにも傷がつきました。

確認して分かったこと
爪で軽くこすったり、水をかけたりといった
日常使用を想定した範囲では、剥がれや欠けが発生することはありませんでした。
一方で、
絵柄の端を爪でひっかけるように強く擦る、鋭利なもので強く擦る、たわしで繰り返し擦るような扱いでは、表面にキズが入ったり、端部が欠ける可能性があります。
この場合、プリント部だけでなく、ボディ(プリントする本体)にも傷がつく場合があります。
アルコールについては、
軽く拭く程度であれば大きな変化は見られませんでしたが、頻繁に強く拭き続けるような使用環境では、影響が出る可能性は考えられます。
※本記事の内容は、実際に貼り付けて確認した範囲での結果です。
貼る素材や形状、使用環境によって仕上がりや耐久性は異なる場合があります。
【ノベルティ・オーダーグッズカタログ】ダウンロードはこちらから
制作会社としてUV-DTFの耐久性の判断
今回の検証から、ノベルティやパッケージ、販促物など、屋内での通常使用を前提とした用途であれば、
実用上問題のない耐久性と判断しています。
一方で、過度な摩擦・薬品接触が想定される場合は、用途に応じて事前検証や仕様の検討が必要です。
UV-DTFプリントのご相談・お問い合わせはインクイットへ
今回ご紹介したように、UV-DTFプリントは仕上がり・施工性・実用性のバランスが取れた印刷手法だと感じています。
一方で、
- 素材との相性
- 使用環境
- デザインやサイズ
- 数量・納期
によって、最適な仕様や進め方は変わります。
インクイットでは、
「この素材に貼れるか?」
「この用途で問題ないか?」
といった検討段階のご相談から対応しています。
また、用途や運用に合わせて2つの納品形態をご用意しています。
- 完成品に貼った状態での納品
ノベルティやグッズ、サインなど、仕上がった状態でそのまま使える形での納品が可能です。 - UV-DTFシートでの納品
シート状で納品し、お客様ご自身で貼っていただくことも可能です。
どちらが適しているかは、用途や数量、運用方法によって変わりますので、ご検討段階からお気軽にご相談ください。
【こんな記事も読まれています】
UV-DTFプリントとは?曲面・完成品にフルカラー装飾|活用シーンと特徴を解説
【ノベルティ・オーダーグッズカタログ】ダウンロードはこちらから
UV印刷(UVインクジェットプリント)とは?メリット・デメリットと活用シーンをわかりやすく解説
#UVDTF #UV-DTF #ノベルティ


