展示会の壁面は迫力の【全面装飾】で決まり!スチレンパネルで全面装飾する方法を解説

商品説明

こんにちは!インクイット営業のUGです。

「壁面装飾」は展示会ブースの印象を決める重要な要素です。

迫力のある全面装飾はブランディング・視認性UP・集客力UPに繋がります。

今回は全面装飾パネルを検討されている方へ注意点や注文方法、取り付け方法に関して解説します!

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スチレンパネルを使った全面装飾のメリット

スチレンパネル:この記事ではインクジェット出力シートをスチレンパネルにマウント(貼る)したビジュアルパネルを”スチレンパネル”と呼びます。

スチレンパネルの特徴

  • 高発色で美しい仕上がり:布製のバナーなどの印刷と比べると発色が良く平滑性もあり、視認性の高い仕上がりが可能です。
  • 高いコストパフォーマンス:木工造作で壁面装飾するのと比べコストを抑えながら大きなインパクトを出せます。
  • 軽量で扱いやすい:設置や廃棄が比較的容易に行えるので省人化・コスト削減に繋がります。
展示会ブース壁面パネルとオリジナル法被制作事例
スチレンパネルのブース壁面装飾の例
展示会ブース壁面パネルとオリジナル法被制作事例
写真奥の黄緑/ネイビーの壁面がスチレンパネル

スチレンパネルで全面装飾する方法

①壁面サイズの確認(高さ・幅・連結部分)

スチレンパネルの制作に入る前に、基礎のシステムパネル(組立式の壁面パネルのこと)のサイズを確認します。

展示会でよく使われるのはH(高さ)2700mmのシステムパネルです。オクタノルムというブランドが有名です。

幅は組み合わせによりますがW(幅)990mmがメインでブースサイズや形状によって他のサイズと組み合わせます。

そこにスチレンパネルを設置していきますので、システムパネルがW990mmであれば、スチレンパネルもそれに合わせてW990mmで行います。

つまりW990×H2700mmのスチレンパネルを制作して繋いで設置していきます。

②データ作成時のポイント

分割位置にはなるべく文字や大事なデザイン要素が被らないようにします。

③パネルの制作方法

インクジェット出力シートにラミネート加工を施しスチレンパネルにマウントします。

スチレンパネルの厚みは5mmと7mmがありますが、壁面パネルは強度も考慮して7㎜を使用することをお薦めします。

そしてココがポイントです!材料となるスチレンパネル自体の最大サイズは4・8判(しはちばん)と呼ばれるW1200×H2400mmです。

ですのでW990×H2700mmサイズは一枚物で制作が出来ず、通常は分割になってしまいます。分割は少なくした方が仕上がりが良いので、なるべく少なくしたいところです。

なんとインクイットではW990×H2700mmサイズを1枚物で制作ができるんです!

どうやって作るかもお伝えします。インクジェット出力用紙はロールですので長尺印刷が可能です。W990×H2700mmでプリントを行い、分割した2枚のパネルの上に貼ってしまうのです。

W990×H2400mmとW990×H300mmの2枚のスチレンパネルの上に1枚物の出力シートを貼って「1枚物のスチレンパネル」を仕上げます。

③パネル同士のつなぎ目を目立たせないテクニック

パネルの連結方法は3種類あります。

  • 突きつけ:パネルとパネルを突き付けて設置します。
    分割パネルの突きつけでのつなぎ方
  • オーバーラップ(ベロ出し):出力シートをパネルより少し大きく作り、ベロを出して隣のパネルに重ね貼りします。
    分割パネルのオーバーラップでのつなぎ方
  • タッチアップ(帯):パネルの間に帯シートを貼って連結します。
    分割パネルのタッチアップでのつなぎ方

こんな記事もおすすめ|【写真で解説】大きいパネルの連結方法3つ!分割パネルはどうやって繋げばいい?

※注意点:突きつけの場合は制作会社がどのような製造方法を取っているか確認しましょう。仕上がりの綺麗さは特にカット方法で差が出ます。例えば手切りの場合は歪みやズレがどうしても出てしまいます。手切りの場合はオーバーラップかタッチアップが必須となるでしょう。

インクイットではカメラ付きの特殊なカットマシンを使用する為、ズレや歪みが殆ど発生せず、突きつけでご利用いただくことも多いです。

④施工方法

実際にシステムパネルへの設置は面ファスナー(ベルクロ・マジックテープ)を使用します。

両面テープでも設置可能ですが一度貼ってしまうと貼り直しが出来ない為、施工の難易度が上がってしまいます。

注意点としてはシステムパネルの柱は円柱状になっているため、接着面積が小さく剥がれてしまう恐れがあります。そこで接着面積を増やす目的で、スチレンパネルの裏面に下駄をはかせてスペースを埋めます。スチレンパネルの端材などを使用しましょう。7㎜厚のスチレンパネルの場合は2枚重ねると丁度よい厚みになります。接着は同じく面ファスナーを使用するのがお薦めです。下駄を履かせることで接着強度が上がるだけではなく、たわみを防止することもできます。

展示会ブースのシステムパネルとスチレンパネルの隙間の調整

そして難しいのは入角(いりずみ)部分です。

角の内側のところはスチレンパネル同士が干渉してしまい上手く設置が出来ない場合があります。

その時はスチレンパネルを現場でカットする必要があります。

展示会ブースのパネル設置時の入角部分

慣れていない方では中々難しい作業となります。

インクイットでは取り付けのお手伝いも可能です。ご相談ください。

展示会の装飾はインクイットにお任せください

展示会の成功はブース作りにかかっていると言っても過言ではありません!

インクイットでは豊富な経験を基にお手伝いさせていただきます。

この記事にあるような仕様で制作を検討されている場合は事前にお問い合わせをいただくのがスムーズです。

お気軽にご相談ください。

また展示会で必要なノベルティ・ウェア・リーフレット・パンフレットなども同時に制作可能です。

是非合わせてお問い合わせいただければと思います!

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#展示会装飾 #壁面装飾 #大型パネル印刷

インクイットブログ担当

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