こんにちは。インクイットブログ担当です。
ポスターやタペストリー、横断幕のデザインをするときに、写真の背景を切り抜いて使いたい!ということがありませんか?
デザインソフトがないから切り抜きできない・・・
WEB上のソフトで切り抜いたら、画質が落ちてしまった・・・
自動で切り抜ける方法はない・・・?
そんなときに便利なWEB上で使える切り抜きツール3種と、大判印刷のデザインに使用するコツを紹介します!
本記事では、手軽に利用でき、かつ大判印刷用に写真を大きく引き伸ばすことを想定し
”アプリ不要” ”無料” でできる
”パソコン” で使用できる
ツールをご紹介していきます!
実際使ってみた感想も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
※2024年11月現在の情報となります。
※ご利用の際は、予め各サイトの利用規約をお確かめください。
目次
画像切り抜きツールを使うメリットとは?
背景を切り抜くことでデザインの幅が広がる!
背景を切り抜かずに写真を使用すると、当然ですが写真の背景がデザインに影響します。
ごちゃついた背景であったり、インパクトのある文字などが写り込むと、見る人の視線はメインの被写体に集中できず、デザインは乱雑な印象となってしまいます。
背景を切り抜くことで、写真の背景のカラーや要素の影響を排除し、本当に見せたい被写体を際立たせることができます。
デザイン経験がなくてもプロっぽく仕上がる!
背景がすっきりと見え被写体が際立つことで、デザインのクオリティが高く、プロっぽく見えます。
自動の切り抜きツールを使用すれば、デザイン経験のない方や、ソフトを持っていなくてもプロ級の仕上がりのデザインができるのです。
デザインの時間短縮!
写真をきれいに切り抜くためには、Adobe Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター、イラレ)などのデザインソフトを使用することが多いです。
しかし、それなりに操作に慣れていないと時間がかかってしまったり、うまくいかないこともあるでしょう。
自動切り抜きツールを使えば、デザイン作業の時間短縮にもつながります!
おすすめ画像切り抜きツール3選!
Adobe Express(アドビエクスプレス)
Adobe Express(アドビエクスプレス)は、Adobe(アドビ)が提供するオンラインデザインツールで、画像編集やグラフィック制作を簡単に行える初心者向けアプリです。
豊富なテンプレートと直感的な操作で、画像切り抜きだけでなく、SNS投稿、ポスター、バナーなどが短時間で作成可能です。
使用するためには、Adobeのアカウントが必要となります。
画像の切り抜きだけなら無料で使用が可能で、高画質でもダウンロード可能。
切り抜き点数の制限などもありません。
たくさんの写真を高画質のまま無料で切り抜きたい方や、多機能のデザインツールを手軽に使いたい方にオススメです。
https://www.adobe.com/jp/express/feature/image/remove-background
切り抜きAC
切り抜きACは、ACワークス株式会社が運営するオンライン画像切り抜きツールです。
日本語対応のオンライン画像編集ツールで、AIを活用して簡単に画像の背景を切り抜けます。
初心者でも直感的に操作でき、大判印刷やWebデザインにも活用可能です。
非会員の場合は1日の使用回数制限があるなど一部機能は会員専用となりますが、高品質な切り抜きが特徴です。
高画質な画像切り抜きをしたいが、一度に切り抜く写真点数は多くない方・切り抜き以外の機能は無しでOKという方にオススメです。
removebg
removebgは、画像の背景をAIで自動的に削除するオンラインツールです。
画像をアップロードするだけで背景を高精度に切り抜き、透過PNGとして保存できます。
操作が簡単で、デザイン初心者にも扱いやすく、SNS投稿や商品画像の編集など幅広く活用されています。
個人的な用途であれば会員登録なしで気軽に使えますが、
商用利用・高画質でのダウンロードは有料となり、会員登録も必要です。
実際に使ってみました!
今回はAdobe Expressで実際に写真を切り抜いてみました!
女性のポートレートとケーキの、2種類の写真を切り抜いてみたいと思います。
- 切り抜き後の画像(わかりやすいように背景を市松模様にしました)
- 切り抜き後の画像を黒背景に配置したもの
- 拡大した物
を見てみましょう。
Adobe Express(アドビエクスプレス)で切り抜いた仕上がり
細かい髪の毛部分やタルトのフチもきれいに切り抜かれていますね!
ほか2種類のツールも試してみましたが、どれも切り抜きの精度はとても高く、きれいな仕上がりです!
どれを使おうか迷ったら、
・会員登録の要/不要
・切り抜く画像の点数や使用用途
・料金
などのポイントを基準に選ぶのがおすすめとなります。
大判印刷物に使う際のポイント
パソコンでの作業がおすすめ
今回紹介したツールは、スマートフォンでも利用できますが、大判印刷に使用する場合はパソコンでの作業がおすすめです。
大判印刷物の場合、写真は大きく引き伸ばして使うことが多いので、切り抜きのフチのきれいさに加え、画質を高く保つことができるかが重要です。
大きな画像は、ファイルサイズも大きく、アップロードやダウンロードにも時間がかかる場合があります。
また、画質の確認のために、画像を大きく拡大したいシーンもあるかと思います。
そのため、スマートフォンよりパソコンの方がスムーズに作業を進められるでしょう。
解像度と画像サイズに注意
インクジェット大判プリントの場合、きれいにプリントできる解像度は、
仕上がりサイズにしたときに100~150dpi程度となります。
大きく引き伸ばす写真はできるだけ高画質でダウンロードすることがおすすめです。
切り抜きツールによって、高画質でのダウンロードは有料になったり、1日何回まで等の使用条件が発生する場合があります。
各サイトの利用規約は事前に確認しておくといいでしょう。
うまく切り抜けない時の対処法
AIが自動で切り抜きしてくれるとはいえ、時には思ったような結果にならないこともあり得ます。
そんなときは、以下のやり方を試してみましょう。
別の写真を使う
違う背景の写真を使う、被写体にしっかりピントの合った写真に変えてみるなどすると結果が変わることがあります。
あらかじめシンプルな背景で写真を撮っておくと切り抜き処理もスムーズになるようです!
手作業で自分で切り抜く
切り抜く箇所を自分で細かく設定したい場合は、ひと手間加えてみましょう。
各ツールに付属する消しゴム機能や調整機能を使って、切り抜き範囲はある程度調整できます。
また、Adobe Photoshop®などのソフトを使用すれば、少し技術は必要ですが希望の範囲を切り抜くことができるでしょう。
デザインを仕事にしたい方や技術を磨きたい方は、一度チャレンジしてみてもいいかと思います!
【ざっくり解説】イラストレーター・フォトショップってどんなソフト?
切り抜き作業やデザインを外注する
予算があり、こだわりたい場合はデザイナーに依頼することも検討してみましょう。
インクイットでは、デザイン作成の依頼も受け付けております。
複雑な画像の切り抜きを含む場合などは金額が変動しますので、まずはお問合せください。
まとめ
いかがでしたか?
画像の切り抜きは、初心者にとって難しく感じる作業ですが、今回紹介したツールを活用すれば、誰でも簡単に高品質な仕上がりが実現できます。
それぞれ特徴が異なるため、用途や目的に合わせて選ぶことで作業効率もアップします。
特に大判印刷などクオリティが求められる場合は、画像の解像度に注意しながら活用してください。
初心者だからこそ、便利なツールを味方につけて、デザインを楽しんでみましょう!
皆さんの参考になれば嬉しいです!
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