こんにちは!インクイットブログ担当です。横断幕やタペストリーを掲出する際は重さが気になりますよね。大きいと重そうだけど見当が付かない・・・生地を変えるとどうなる?パイプを付けるとどうなる?今回の記事ではそのような幕の重さの疑問を解決していきましょう!
どんな生地があるか
- ターポリン:ビニール素材で、軟らかい合成樹脂でポリエステル製の布を挟んだ生地です。耐候性が高く屋外使用が可能です。印刷も高精細です。
- トロマット:ポリエステル100%の平織り素材です。印刷用の布の中では強度が高く横断幕やタペストリーに向いています。
- 遮光ターポリン:透けないように2枚のターポリン素材に黒いシートを挟み込んだシートです。遮光性が高いこと、両面印刷が可能なことが特徴です。
- メッシュターポリン:メッシュ状に穴のあいたターポリンです。風が強い場所に掲示する横断幕などで使用されます。両面印刷が可能な遮光タイプもあります。(写真は片面タイプのメッシュターポリン)
重さ・厚さ一覧表
生地名 | 重さ(1㎡あたり) | 厚さ |
ターポリン | 510 g/㎡ | 0.40 mm |
トロマット | 190 g/㎡ | 0.28 mm |
遮光ターポリン | 610 g/㎡ | 0.43 mm |
メッシュターポリン | 270 g/㎡ | 0.37 mm |
遮光メッシュターポリン | 380 g/㎡ | 0.53 mm |
無地素材の重量です。実際の制作物にはインク重量や縫製・ハトメなどの重量が加算されるため目安となります。
横断幕の重量を計算する方法
サイズと1㎡あたりの重量をかけて算出します。
横の長さ x 縦の長さ x 1㎡あたりの重量 = 幕の重量
例えばW4000mm×H1000mmの横断幕の場合は、
ターポリン 4m×1m×510g/㎡ =2,040g およそ約2.1kgです。
トロマット 4m×1m×190 g/㎡ =760 g およそ約0.8kg です。
これにインクや折り返し部分やハトメなどの重量が加わるので制作物はもう少し重くなります。
タペストリーの重量を計算する方法
横断幕と同じ計算になりますが、パイプを入れる場合はパイプの重さも加味して計算します。
A 横の長さ x 縦の長さ x 1㎡あたりの重量 = 幕の重量
B パイプの長さ x 1mあたりの重量 = パイプの重量
A幕の重量 + Bパイプの重量 = タペストリーの重量
パイプの重さ一覧表
パイプの種類 | 重さ(1mあたり) |
塩ビパイプ20φ(直径20mm) | 125 g/m |
塩ビパイプ25φ(直径25mm) | 200 g/m |
アルミパイプ20φ(直径20mm) | 300 g/m |
アルミパイプ25φ(直径25mm) | 400 g/m |
インクイットではこれらのパイプをサイズに応じてお任せでお付けいたします。
例えばW2,000mm×H3,000のタペストリーの場合は
ターポリン 2m×3m×510g/㎡ =3,060g およそ約3.1kg です。
これに加えて アルミパイプ20φを上下に入れる場合は
アルミパイプ20φ 2m×300 g/m×2本=1,200g = 1.2 kg です。
ターポリン+パイプ = およそ4.3 kgとなります。
重さは分かったけど、どんな生地を選んだらよいか
生地の選び方は重量の他、掲示方法や場所、期間、デザインなどいろいろな要素で決めていきます。どんな生地でどんな仕様がいいのかお悩みの場合は、年間36,000件以上の実績がある当社にお気軽にご相談ください。メール・電話・LINEでお待ちしております。