【2025年最新版】Affinityとは?無料で使える機能とできることまとめ

データの作り方

はじめに

こんにちは。インクイットブログ担当です!

今回は、2025年に大きな変化を迎えたAffinity(アフィニティ)というデザインアプリについて紹介します!

「Affinityとは?」

「何が無料でできるのか?」

「印刷物のデータ入稿を考えた時に知っておきたいこと(PDFでの入稿)まで」

を初心者向けに解説します。

「デザインソフトを探しているけど、コストが高くて手が出しづらい…」

「気軽にデザインにチャレンジしてみたい!」

という方にオススメの記事です。


1. Affinityとは?2025年時点の概要

Affinityは、もともと英国のソフトウェア会社 Serif社 が開発した、「Affinity Designer(ベクター)」「Affinity Photo(写真・画像編集)」「Affinity Publisher(レイアウト・DTP)」という3つのアプリのシリーズです。
2024年に Canva がSerif社を買収し、2025年10月にはこれら3アプリを統合し、ひとつの「Affinity」アプリとしてリリースされました。
この統合により、「ベクター」「ラスタ(画像)」「レイアウト(DTP)」といった用途を、1つのソフト上で切り替えて使えるようになりました。

印刷物やデザイン初心者にとって嬉しいのは、かつて有料だったこのソフトが、基本機能を無料で利用できる形態になったことです!

Canvaカスタムサイズ完全ガイド|mm設定・最大サイズ・縮小データの作り方まで解説


2. 無料でできること:Affinityの主な機能

2025年時点で、無料版のAffinityで利用できる主な機能を用途別に整理します。

(1)写真・画像編集(ラスタ用途)

  • レタッチ、合成、色調補正など。
  • クロップ・切り抜き、マスク、レイヤー構造、フィルターなど、一般的な画像編集で必要な機能が搭載されています。

(2)ベクターグラフィック(ロゴ・図形・広告デザイン)

  • ベクターの描画ツール、パス編集、シェイプ、アウトライン化、色指定といった機能。元「Designer」の機能を継承。
  • 印刷向けのフォーマット(PDF, SVG, EPS)などへの出力もできるため、ロゴ・広告・バナーなどの制作に向いています。

(3)レイアウト・DTP(冊子・チラシ・カタログ)

  • 多ページのレイアウト制作、マスターページ、段組、テキストスタイル、トリムマーク/塗り足し(Bleed)といった印刷用途の機能も備えています。
  • ベクター・ラスタ・レイアウトを1つのアプリ上で扱えるので、「写真を使ったチラシ」「ロゴ入りの冊子」といった複合デザインにも対応可能です。

(4)その他・無料モデルの注意点

無料版として基本機能は無料で使えますが、AI支援ツール(背景除去、生成塗りつぶし、超解像など)は有料となっています。

ただし、無料版でも印刷に必要なデザイン作業は十分行えます。

もうガタガタにさせない!ロゴデザインのおすすめ納品形式とは?


3. 印刷物を入稿するならここを押さえよう:PDFでの入稿が安心

デザイン

Affinityで印刷物(チラシ・パネル・横断幕など)をデザインして入稿する場合、以下の点を意識するとスムーズです。

  • 入稿形式として PDF を活用するのがおすすめ!
  • フォントは埋め込み、またはアウトライン化しておく。
  • 色設定はCMYKカラー(印刷目的)を選ぶ。
  • 使用素材(画像・ベクター)は高解像度/印刷に耐える仕様にしておく。

印刷会社によって、入稿できるデータのファイル形式・仕様が異なりますので、初めて入稿する際は予め問い合わせしておくと安心です。

インクイットではPDF形式でのデータ入稿に対応しております。Affinityで作成したデザインデータはPDF形式にてご入稿ください。

インクイットのPDF入稿について|詳しくはこちら


まとめ

Affinityとは、「写真編集」「ベクター描画」「レイアウト制作」を1つのソフトでこなせるプロ向けツール。2025年時点では基本的に無料で利用可能です。

無料でできることは非常に幅広く、特に「印刷向けデザイン(ロゴ・チラシ・冊子・パネル)」を初めて手がける方にとって、コストパフォーマンスが高い選択肢と言えます。

これからデザインにチャレンジしてみたい!Canvaを今まで使っていたけど、もっと本格的なデザインソフトに気軽に触れてみたい!という方は試してみてもよいのではないでしょうか。

インクイットにご入稿いただく場合は、PDF形式にて受付いたします。

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