こんにちは。インクイットブログ担当です。
イベント・展示会・記者会見・インタビューなどで活躍するバックパネル。イベントやテレビ、動画などで企業のロゴマークなどを配置した市松模様のデザインのものをよく見かけませんか?
今回は初めてIllustratorを使う方でも簡単に市松模様のデザインを作成する方法を紹介します。展示会やイベントで使えるバックパネルのデザインとしてお役立てください!
市松模様デザインの前に・・・下準備
デザインに取り掛かる前に、必ず仕上がりサイズを確認しておきましょう。
今回は、インクイットの”バックパネル3×4 W3005×H2265mm(ターポリン)”のサイズで作っていきたいと思います!
バックパネル3×4 W3005×H2265(ターポリン) 商品ページはこちら
デザインテンプレートがある場合は、利用することでサイズやぬりたしの間違いを防ぐことができます!
インクイットのバックパネルのテンプレートは、商品ページ下方のリンクからダウンロードいただけます。
市松模様デザインのやり方
STEP1:仕上がりサイズの長方形オブジェクトを作成
長方形ツールで 幅3005x高さ2265mm の長方形を作成 します。
STEP2:オブジェクト→パス→グリッドに分割
選択ツール に切り替えて、
STEP1で作った長方形を選択 → オブジェクト → パス → グリッドに分割 をクリック
「グリッドに分割」のウィンドウが開きます。
STEP3:行と列の数を設定
「グリッドに分割」のウィンドウで、市松模様の行と列の数を入力します。
今回は市松模様のマス目を縦に5個、横に6個作成したいので、
行 の 段数 に 5 を入力
列 の 段数 に 6 を入力して
OK をクリックします。
すると・・・
指定した行列の数で市松模様ができました!
マス目の数は、デザインと仕上がりサイズのバランスを見て任意の値を設定してみてくださいね。
STEP4:カラーを設定
作成した市松模様はひとつひとつのマス目が長方形オブジェクトとなっています。
選択ツールで 選択してカラーを設定していきます。
デザイン上必要なければ 線の色は [なし] にしておきましょう。
STEP5:ロゴを配置
ロゴマークをデザインに入れたい場合は、任意の位置にロゴを配置します。整列ツールを使うときれいに並べることができますよ。
【コツ】
ロゴを配置するときは、せっかく作った市松模様がずれてしまわないように注意しましょう。
レイヤーを分けたり、ロックをかけるなどして作業するといいです!
STEP6:仕上げ
最後にぬりたしを伸ばしたり、テキストを配置した場合はアウトラインを作成するなど
仕上げをして、出来上がりです。
保存するときは、ai形式で保存しましょう。
入稿前にチェック
入稿前に、データに問題がないか念のためチェックしておきましょう。
- 市松模様の角がずれていないか
- ロゴは縫製ラインにかかっていないか
- ぬりたし
角がずれていないかは拡大して確認すると安心です。
そのほか、入稿前のチェックポイントとして下記のポイントも最低限押さえておきましょう!
- カラーモード:CMYKモードで作成されていますか?
- サイズ:仕上がりサイズとご注文サイズは同じですか?
- フォントのアウトラインはとられていますか?
- リンク画像はすべてそろっていますか?
- 画像解像度は原寸で100~150dpi程度ですか?
やり方はわかったけど・・・・
やり方は分かったけど作業する時間が無い、、難しそう、、自分で作成するとミスが怖い、、、
そんな方はデータ作成からインクイットへ依頼することも可能です!使用するロゴやテキストと仕上げイメージをいただくだけで作成が可能です。
【豆知識】なぜバックパネルは市松模様が多いのか?
ちなみに、バックパネルのデザインに市松模様が多いのはなぜなのでしょうか?
理由は、市松模様のデザインが企業の認知拡大、宣伝に効果的なデザインだからです。
バックパネルは、通常イベントや記者会見、発表会などで使用されます。
パネルの前には司会者やゲストが立って、発表やインタビューを行います。
インタビューの様子を写真や動画で撮ると、背景にバックパネルが映り込みます。
均等にロゴが配置されたバックパネルを背景にすると、どんな角度、どんな構図で撮影をしてもロゴが映るため、企業名やロゴを効率よくアピールすることができます。
だからバックパネルのデザインは市松模様が多いんです!
いかがでしたか?市松模様のデザインは応用次第で、他のデザインにも活用できるので、様々なシーンで役立てていただければと思います!
インクイットのバックパネルは、市松模様はもちろん、その他のデザインでももちろん制作可能です。ダンスなどのパフォーマンスの背景にしたり、景色のようなデザインでフォトスポットとして使用するなど、アイデア次第で広く活用いただけます。
また、バックパネルだけでなく、展示会やイベントで活躍するタペストリーやパネル、ウェア、ノベルティなどもワンストップでご相談いただけます。ぜひチェックしてみてください!
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